十和田湖というと、真っ先に自然の雄大さを思い浮かべます。
そして、忘れてはならないもうひとつの魅力。それは歴史と伝説です。
十和田神社は中山崎の付け根・休屋の奥に位置します。流造の様式をたたえる本殿と、どっしりとしたしつらえの拝殿。細部までこだわりが見て取れる彫刻など、重厚な建築美に荘厳さを感じる佇まいです。
十和田湖に伝わる十和田湖伝説は、南祖坊と八郎太郎の闘いで、青森・秋田にまたがる十和田湖・八郎潟・田沢湖を舞台とする壮大なストーリー三湖伝説の一つです。
明治38年十和田湖で初めて養殖事業に成功した和井内貞行。
21年の歳月と多額の経費を投じ、ヒメマス養殖にかけた思い。
十和田湖畔休屋の御前ヶ浜に建つ「乙女の像」。詩人にして彫刻家であった高村光太郎の傑作として知られ、十和田湖の文字どおりのシンボルとなっています。