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御前ケ浜自然探勝路

御前ケ浜

御前ケ浜

御前ケ浜自然探勝路は、静かな湖の眺望、美しい砂浜と湖畔の自然林、十和田神社など十和田湖の自然を手軽に探勝できるコース。探勝路入り口からは、車も自転車も乗り入れ禁止の静かなウオーキングエリアとなって いる。

 

 

 

恵比寿大黒島

恵比寿大黒島


 溶岩の島「恵比須大黒島」
 コースを入ってすぐ目につくのが、湖上に浮かぶ美しい小島「恵比 須大黒島」である。この島は、十和田火山の活動の際の中央火口丘溶岩が露出したものである。島には、乾燥した養分の乏しい悪条件の環境に耐えることのできる植物しか生育できない。樹木はキタゴヨウという五葉松の一種とツツジ類が多く、湖面に映える秋の紅葉は見事だ。

 

 

御前ケ浜の水鳥

御前ケ浜の水鳥


 御前ケ浜の鳥

冬期、御前ケ浜近くの湖面には、 ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、カイツブリなどの水鳥が集まる。浅瀬の少ないこの湖には、潜水して餌をとることのできる鳥たちが適している。 近年は餌付けをした白鳥達も群れをなして羽を休めている。また、湖畔の林内では、一年中、シジュウカラ、ゴジュウカラ、アカゲラ、コゲラなど森林性の鳥が見られる。

 

 

材木岩

材木岩


 柱に化けた溶岩「材木岩」

さらに、湖畔を行くと、乙女の像の右手前に材木岩と呼ばれる大きな岩塊がある。恵比須大黒島と同じく溶岩(玄武岩質安山岩)で、岩肌の割れ目は、溶岩が冷えて固まる ときにできたもの。柱を積み重ねたように見えるところから柱状節理といわれている。

 

 

 

乙女の像

乙女の像


 乙女の像

前ケ浜のいちばん奥まった場所に、高村光太郎作の一対のブロンズ裸婦像「乙女の像」がある。昭和二十八年秋、国立公園指定十五周年記念事業として、十和田湖や奥入瀬を広く世に紹介し、国立公園指定に功績のあった、文人大町桂月、当時の青森県知事武田千代三郎、地元村長の小笠原耕一の三氏をたたえて建立されたものである。

 

 

 

湖畔の自然林

湖畔の自然林


 湖畔の自然林

乙女の像の裏側から大木のはえる林内を十和田神社へ向かう。この林は、十和田湖畔の林の様子をよく残した落葉広葉樹の自然林であり、多くの野鳥のすみかとなっている。カツラ、ドロノキ、ミズナラ、シナノキの大木やハウチワカ工デ、ヤマモミジなどのカエデ類が見られる。 静かな自然林をすぎると、十和田神社前にでる。

 

 

 

十和田神社

十和田神社


 十和田神社

十和田神社は、鎌倉時代以前から修験宗徒(山伏)の修行場として知られ、江戸時代には南部藩の霊場として発展した神社である。 神社へ至る女坂の途中から、細木階段の急坂を160メートル登ると「中ノ湖展望台」である。展望台下の湖岸には占場がある。昔、ここで賽銭やこよりを湖に投げ入れ、その沈み方で運勢を占ったといわれる。占場への道は、鉄ばしごが あるが危険なため立ち入り禁止となっている。

 

 

参道の杉並木

参道の杉並木


 参道の杉並木

神社からは、杉の大木の並ぶ参道を大鳥居へ向かう。この杉は、推定樹令二百五十年ほどで、江戸時代に植えられたもの。国道まで途中とぎれているところもあるが、約九百メートルつづき、昔の参道の様子がうかがえる。 大鳥居までの参道の右手には、溶岩の岩山がせまり、その割れ目に荒々しく根を張るカツラの大木と、整然とした杉並木のコントラストが面白い。

 

  

御前ケ浜自然探勝ルートマップ

御前ケ浜自然探勝ルートマップ